不安対策自給自足のススメ その1

不安になったらどうしていますか?

私は人に「そんなことないよ」と言ってもらって安心する場合と、言ってもらっても全然安心できない場合があります。
皆さんもそんな感じじゃないかなと思います。
人に安心させてもらう方法は楽ですが、人任せだと安定供給されるとは限りませんよね。
だからこそ自給自足をオススメしたいのです。

自分を信じるが「自信」ですよね。
別の言い方をすると「私は大丈夫」と信じることが近いかなと思います。
言うのは簡単で、なかなかできないから困ります。

じゃあ、どうすればいいか…?
たぶん習慣づけるしかないでしょう。
そのためには繰り返し行動するのみです。

「私は大丈夫」は「私は完璧」という意味ではなくて、「私はこれでいいんだ」という感じだと思っています。
人に言われても納得できませんよね。
「あっ、これかも」と腹落ちする日が来たら、それなんです!
自給自足といっても、独りで頑張らなきゃいけないわけではなく、腹落ちするまでは人に手伝ってもらってもいいと思います。

不安な時の確認行動の効力は短時間

誰もが好きで不安になっているわけじゃないと思うんですよね。
不安になるネタがあって、自分では不安をコントロールできないみたいな感じかなと。

不安を払拭したくて確認する行動は理にかなっていませんか?
ところが、この行動の効力がさほど長くないから困りもの。

特に恋愛をしていると、相手の気持ちを信じられなくなって不安になりやすいですね。
相手の行動をチェックしたり、直接確認したりして、一瞬安心しても、またすぐに不安になる。
恋愛以外ではカギをかけたか、手洗いでウイルスや菌が取れたか、書類にミスがないか、何度も何度も確認してしまう。
頭ではバカバカしいとわかっているのに、その行動が止められない。
こういう状態に陥った人は、確認行動の効力は短時間だからこそ確認が止められなくなります。
こういうときは心にちょっとした不具合があって、信じることができなくなってしまっているのかなと思います。
はい、私も恋愛をしていた若い時に、相手の気持ちが不安になって連絡しまくった恥ずかしい経験がありますから、よーくわかります。

相手も自分も信じられなくなっている、そのことに気付くことが第一歩です。
対処法としては、不安がコントロールできない自分を客観視すること(マインドフルネス的かな)、信じる練習をすること(行動療法的かな)が代表的です。
言うのは簡単、実行するのは大変!

だからこそ、信頼できる専門家に頼るのはアリでしょう。
病院に行って不安を軽減してくれるお薬を出してもらうのも一つの選択肢です。
私は医師ではなく心理職なので、診断や投薬はできませんが、反対派ではありません。

誰かの助けを借りるのはアリですが、最終的に自分を信じるのは自分であるべきです。
「そんなこと、やれたらやってる!」と突っ込まれそうなので、続きはまた次回に。